ACアダプターは、劣化する

 中古デスクトップパソコンを購入しました。受領してすぐにチェックをするため、取りあえず電源を入れます。間違いなくBios画面まで表示されました。2・3日後にOSとアプリケーションインストールをはじめとした設定を試みたところ、一瞬電源ランプを光らせて、その後は、うんともすんとも言いません。
 残念ながらマザーボードご臨終のようです。……とその時は、判断しました。
 そこで、マザーボードを手配して、入れ替えます。今度は、間違いなく設定まで、行えました。

しばらくそのまま検証しながら使用していました。次に、メモリ容量アップをしてみます。
2GB片面(1R)実装2枚から4GB両面(2R)実装タイプ2枚に入れ替えたところ、また電源を入れても、稼働できません(立ち上がりません)。
HDDを外すなど、様々な組み合わせを試したところ、2スロットあるメモリの1スロットだけに、4GB片面(1R)1枚ならば、なんとか電源ON可能です。
スロットが壊れたのかと考えて、コンタクトスプレーをメモリスロットに使用してみましたが、変化はありませんでした。

 しばらくそのまま4GBでおとなしく使用していました。しかし、やはりwindows10では、8GBあれば嬉しいです。このデスクトップパソコンは、ACアダプターで使用するタイプです。規格は、外径7.4内径4.9中央ピンありの19.5V 6.9A 135Wになります。以前自作PCを使ってきたときやほぼ自作機と言われていた、今は無きgateway2000(懐かしい)を使用していた際は、よく電源が劣化してして、PCの調子を悪くしたものでした。そんなときは、当然電源交換です。
 良く考えれば、ACアダプターは、電源をケースに入れただけです。劣化することもあるでしょう。そう考えて規格にあう、より大容量(7.89A 150W)のACアダプターを探しました。
最初に入手したACアダプターは、ピンのないものでした。同じ型番なのに、数種類あるようです。そこで、再度慎重に探したところ発見することができました。

試しに電源を入れたところ、当然に立ち上がります。そこで、さらに負荷の高いであろう4GB両面(2R)実装タイプ2枚をセットして、再度確かめたところ、見事に立ち上がりました。結局電源劣化で、電源容量不足となったことが原因です。
 またまた、空間占拠をするために、ACアダプター一つとマザーボード二枚を入手しただけでした。無駄な買い物名人です。
周辺機器なら、色々と試しながら、不要となった周辺機器を捨てるときに少し悩めば、なんとかなります。
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 良く考えてみれば、ACアダプターは、ACーDC電源そのものでした。
当然の帰結なのに、先走ってマザーボード劣化と判断したことが今回の失敗の原因でした。(実は、検証のために、メモリを各種取りそろえてしまったことは、内緒です。)

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