Chromebookは、速くて、便利

 数日前から、ChromebookとChromeOs Flexを使用開始しました。
普段は、デスクトップPCを使用しており、拠点ごとに同じ環境にすることに苦労していました。また、外出時は、できる極力スマートフォン(iphone)で対処することにしています。その際は、できるだけ大画面のスマートフォン(iphone)を使うことと、アプリの工夫で乗り切ってきました。

 ほとんどの用事は、スマートフォン(iphone)でなんとかなるのですが、本格的なIT支援のときは、力不足です。そこで、持ち歩き用にノートPCを引っ張り出すことになります。古いパソコンでもあり、もちろん遅いのですが、なんとか折り合いをつけていました。

 ただし、久しぶりの登場なので、一番面倒なことは、windowsOSを最新の状態にすることです。出先でOS更新の影響で、ほとんど動かなくなることは、さほど珍しいことではありません。対策として、前々日に更新をするのですが、最新OS状態にするために、3日ほどかかることもありました。
そんなものだと、諦めておりました。

 そんな状況に、福音がありました。2022年2月にGoogleから、”ChromeOS Flex”という名称で、やや古いパソコンにもインストールできる、OSが登場しました。以前から、他社でリリースされていて、使用した経験もありましたが、なんだかんだですっかり忘れておりました。ChromeOS本家のGoogleで、リリースされたことから、更に信頼度と利便性が向上していることを期待できます。

 早速、windows11に正式に対応できず、色々と設定を変更してからwindows11で使用している古めのパソコンにインストールしてみます。準備に1時間程度、実際のインストールは、数分レベルで終了してすぐに使用できました。

 試してみると、何よりOSの立ち上がりが速いことに驚きます。また、アプリもすぐに使用開始できます。OS更新で待たされることもありません。今後は、OS更新をするためにパソコンを動かしているのか、仕事をするためにパソコンを使いたいのか、わからなくなることに終止符を打てそうです。

 なにより、普段使っているGmail、GoogleCalendarなどが軽快に動きます。今までの文書で試してみると、wordやexcel,powerpointなども殆どの文書で置き換え出来そうです。

 思い切って、最安値クラスの30,000円代のchromebookを導入してみました。ログインすることで、今まで使用しているデスクトップPCと同じ環境となり、すぐにサクサクと動くではありませんか。

 これから、ノートパソコンを持ち歩く前に、windowsを最新にするためだけに、2・3日前に準備する無駄とも言える作業は必要なくなります。chromeos機にでも、OS更新を促されたこともありましたが、2・3分で再使用できるようになりました。

 数日前から、殆どの作業をChromeOs Flex導入パソコンで行うようになりました。数日ぶりにwindows11パソコンで、作業するともっさりとした動きと、アプリがなかなか立ち上がらないことで、作業開始を待ったりすることに驚きました。もしかしたら、今までは、遅いパソコンの影響で一日の半分くらいは、ただパソコンの反応を待っている時間だったのかもしれません。無駄な時間を過ごしていました。

 ChromeOs FlexやChromebookで軽快に動くレベルの構成では、windowws11は、まずまともに動かすことに苦労します。Chromebookの30,000円代構成のパソコンと比較すると、windouws11は、最低でも70,000円代の構成で、やっと同等以下の反応速度になるようです。

 Chromeos機に置き換えることで、導入時のコスト削減効果と作業効率向上に貢献できそうです。さらに、中小企業や中堅企業で、悩みのタネのIT環境の管理コスト削減も間違いなさそうです。

 また、パソコンを個人専用にせずに共有できることや、出張時などにすぐに自分の環境で使用できること、故障時に代替機をすぐに用意できることも大きな利点です。
自分専用の机ではなく、フリーアドレスオフィスのデスクを使用するイメージですね。

 しかしながら、今までの作業環境によっては、置き換えが難しいことも考えられます。特にマイクロソフトのオフィスソフトを使用することが必須環境では、心配になります。

 そこで調査をしたところ、自身も含め支援先では、今後の仕事の6〜8割は、Googleworkspaceですぐに置き換え出来そうです。仕事全体の9割程度は、工夫次第でなんとかなりそうです。例えば、マイクロソフトオフィスがどうしても必要ならば、マイクロソフトのMicrosoft365(office365)サービスを使うことで、問題なく置き換えれます。
 実際に調査してみると、みなさんがホームページを見ることに使われる、chromeなどのブラウザーソフトで、殆どの作業をしていることに驚きます。
 ただし、1割程度は、windows専用ソフトなどで、置き換えは難しいようです。そのためこれからもwindows11機をすぐにすべて置き換えることはできないようです。

 中小・中堅企業でIT管理にお困りなら、こちらからお問い合わせください。

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