WEBサイト構築情報 value-domain と lolipop の組み合わせで困る
Lolipop(wordpress),Value-Domain, Google Apps の組み合わせで少し困っている方への、情報と未来の自分への備忘録
Lolipop(Wordpress),Value-Domain, Google Apps の組み合わせで、独自ドメインと,独自ssl証明を全て行っている、同じ環境の先人を発見できず、情報が少ないために、困ってしまいました。
そこで、もし同じように困っている方もいるかもしれないので、未来の自分への備忘録としても、手順と注意点を書き残しておきます。(Special Thanks 先人達)
先ず、value-domainで、素直にlolipopの指定通りにネームサーバーを設定します。
uns01.lolipop.jp
uns02.lolipop.jp
※ この設定が活きている間は、Google Apps等を使えなくなります。この点が抵抗のある要因となり、遠回りをすることになりました。
dnsが切り替わるまで、数分から1日程度待つ必要があります。
次に、lolipopで、独自ドメインの設定を行います。
独自ドメインのチェックを行うことで、lolipop的に全てOKであることを確認します。
続いて、lolipopで独自ssl証明の導入です。
lolipopの設定メニューでセキュリティ→独自sslを選択します。
指示に従い、設定終了するまで、此処でも数分待ちます。
※ 此処までの手順を無視すると、一日程度経ってから、失敗したとのメールが来ます。
ここまでうまく行ったら、lolipopのメニューから、独自ドメインにwordpressの簡単インストールを行います。
wordpressのインストールが終了したら、Lolipop ftpなどで、
wordpressをインストールした、フォルダの .htaccess に以下のように追記します。
# Begin http to https ← この行はコメントです
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [L,R=301]
#End http to https ← この行はコメントです
この設定にしないと、httpでもhttpsでも、wordpressの管理画面にlogin出来なくなります。(どうにも困った点でした。)
ここまで出来たら、いよいよ、value-domain を設定できます。
ネームサーバーは、value-domain を使う設定に戻します。
(以前うまくいっていた内容に戻すことと同じです。)
さらに、DNS設定を以前と同じ設定に戻します。(Google Appsのサービスを独自ドメインで使用できます。)
その上で、以前の web用に設定していた、cname または aレコードを コメントアウトします。
あらたに aレコードを
a www 19x.99x.x99.xx1
a @ 19x.99x.x99.xx1
のように追記します。
※ 19x.99x.x99.xx1は、lolipopで自分がレンタルしているサーバーのipアドレスです。
確認方法は、コマンドプロンプトなどにより、pingで確認出来ます。
例えば hogehoge.lolipop.jpを契約しているなら、
command>で
ping hogehoge.lolipop.jp と打ち込んでリターンをします。
そうすると、
hogehoge.lolipop.jp [19x.99x.x99.xx1]に ping を送信しています ~~~
などと表示されるので、この[ ]の中にある数値がipアドレスとなります。
以上の手順でLolipop(Wordpress),Value-Domain, Google Apps の組み合わせで、独自ドメインと,独自ssl証明を問題なく設定できました。
最後に、独自ssl証明の仕上げとして、Wordpressの設定から一般設定を実施します。
WordPress アドレス (URL)とサイトアドレス (URL)を双方ともhttpからhttpsとすることで、投稿と固定ページ、問合せなど含めて全てをssl化できることとなります。
ご参考になれば、幸いです。